キッズbeeには必須。アルゴをすると得られるたくさんのもの。
キッズbeeを受けると決めて一番にしたことがアルゴを購入することでした。
アルゴとは?
簡単にいうと、数字を推理するゲームです。
0〜11までの数字が書かれてあるカードを配り、相手がどの数字を持っているかを推理して当てるゲームとなっています。
算数オリンピックの中心となっている人たちが参画して生み出されたゲームとあって、キッズbeeの過去問にも似たような問題が出題されています。
アルゴの遊び方
まずプレイヤーがカードを一枚ずつ引きます。
一番大きい数字のプレイヤーが先行になります。
白と黒のカード(各々0〜11まであるもの、全部で22枚)をシャッフルして、4枚ずつ配ります。 残ったカードは中央に置きます。
裏返した状態で自分の目の前に並べます。右から大きい順。白と黒が同じ数字の場合、黒を左におく。
山から1枚ずつ引いて、相手のカードを推測していきます。
当てられた人は、そのカードを表にします。当てた方のプレイヤーは引き続き、他のカードを推測してもいいですし、その山から引いたカードを自分の手持ちカードに加えても大丈夫です。外した場合は表にして自分の手持ちカードに加えます。
全部表になったプレイヤーの負け。
という流れになります。
アルゴの楽しさとは?
購入してすぐの頃は、イマイチ楽しさがわかりませんでした・・・。 数字並べて、相手のカードの数字当てて何が楽しいっていうんだろう・・・みたいな。
けれど、何回かプレイするうちに、「相手が私のカードを8って推測したのはなんでだろうか。この場合、9も10もありうるのに・・・。ということは、相手はこのカードを持っているんだな」とか。
「相手はさっき7って推測してたから、向こうにも7はないに違いない」など、いろいろな推測ができるようになってきて、だんだん楽しくなってきました。
この場合、相手は5歳の我が娘ですが、最初当てずっぽうだった娘がきちんと考え出したので、推理が成立するようになってきた、という面も大きいです。敵が当てずっぽうだったら、上記の推理は成り立たないので・・・。 そういう意味では、最初からガチな大人とプレイすれば、最初から楽しめたのかもしれません。
娘は、自分の手持ちのカードを見て、相手のカードを推測するというところまでいきましたが、まだ相手の言動から推測する、には至っていません。ここまでくるともっと楽しくなりそうだなあ、というところです。まだまだアルゴには無限の可能性がある!
アルゴをプレイすることで得られるもの。
・数字を大きい順に並べる
数字を比較して並べる、ということを生活の中ですることがないので、まず、この基本から娘にとっては学びが大きいのではないでしょうか。 また、右から大きい順というところで、相手から見て右はどちらか、ということも同時に考える経験を積めたのも良かったです。
ちなみに私が時々間違えます。 「0!」 「お母さん、こっちから大きい順だよ?」 ・・・優しいので「やり直していいよ」と言ってくれます。
・推理力
”自分がこのカードを持っているから相手は持っていないだろう”
”さっき相手がこの数字を言っていたから、この数字は持っていないに違いない”
などいろんな推測をする力がつきます。
また、2と5の間の数字は3、4しかないという風に、数字の並びで推測もできるようになります。
・記憶力
「さっき11、10は言ったけど違うかったから、ここは9」という風に、自分が今までに言った数字を覚えておく必要があります。 あとは、相手が言った数字も覚えておく必要があります。
正直、ここは娘の方が最初から強いです・・・。 「6!」 「お母さん、さっきも6って言ったじゃん」 何だろう。雑念が多いのかな。 神経衰弱も普通に娘に負けます。
・親子のコミュニケーション
小さいセットで場所もそんなに取らず、また5〜10分あればプレイできるので、幼稚園に行く前の時間、寝る前の時間、いつでもプレイできます。 子どもと遊んでやりたいけれど、時間がない場合、アルゴがあればお手軽に一緒に遊ぶことができます。
アルゴは子どもの記憶力、思考力を鍛えたい人、子どもと短時間でも一緒に遊びたい人、数字に親しむ習慣をつけてほしい人、全てにおすすめできるゲームです。
毎日2回はプレイしている・・・。