算数脳パズルは賢くなるパズルと全く同じ? やってみた感想。
賢くなるパズルが行き詰まったので、似たようなパズルで楽しもうと思い、算数脳パズルを購入しました。
宮本算数教室の算数脳パズル かけ算 初級 (宮本哲也先生の“算数脳パズル"シリーズ)
- 作者: 宮本哲也
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2014/09/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
現状
私は賢くなるパズルの上級編(足し算・掛け算・四則演算)終了。
娘は賢くなるパズルの中級あと一枚(足し算)、初級(掛け算、四則演算)の最後の方です。 娘は九九をやっていないので、賢くなるパズルの掛け算・四則演算初級の終わりの方は手が出ない状態です。
・・・と書きながら、見てみたら、今だったらできるかもしれません。ちょっと週末くらいにこっそり出してみようと思います。
算数脳パズルとは?
算数脳パズルは、ほとんど賢くなるパズルの計算編と同じです。同じく宮本哲也先生が出している問題集となります。数独的な数字当てはめパズルで計算が必要とされるパズルとなります。
ただ、使える数字が限られています。 賢くなるパズルであれば、1〜5までの数字を使って、条件に当てはまる数字を入れていくというルールでしたが、算数脳パズルは、例えば、「2、3、5の3つの数字を利用して、当てはめて行きましょう」というルールになっていて数字が限定されています。
それ以外は、同じです。
算数脳パズルの方が初級から大きい数字の計算が求められる。
賢くなるパズルであれば、初級は1〜4までの数字を使って計算する、というものなので、あまり大きな数字の操作に慣れていない子でも、なんとかなります。
むしろ、娘は、足し算もできない状態で賢くなるパズルを渡しましたが、初級であれば、指を折れば間に合うので、なんとか解くことができていました。
算数脳パズルは、いきなり6以上の数字の計算を求められたりするので、いきなりやるのは難しいという印象です。一応賢くなるパズルもほぼ中級を終わらしていた娘ですので、いきなり「やってみたら?」と軽い気持ちで渡したら、「難しい」と言っていたので、全く計算経験がないところに算数脳パズルは少し厳しいかもしれません。
パズル(遊び)というよりも計算訓練の意味合いが濃い
正直、算数脳パズルは、賢くなるパズルほど、パズルとして面白いとは思いませんでした。賢くなるパズルの方が断然面白い。この違いが何から生まれているのかがイマイチわかりません。
上級編に至ると、なんの数字を使うかも推測する必要があるのですが、数字を推測したあとは、ただの作業で全然面白くありません。数字の推測とパズルとしての作り込みを両立できなかったのかもしれません。
賢くなるパズルは、途中まで解けても最後まで楽しめたのですが、その点、算数脳パズルは数字あてでメインディッシュ終了というあたりで面白さを維持できないのかもしれません。
計算ドリルよりはマシ。
「少しくらいは普通の計算練習をした方がいいだろう」と思い、計算ドリルを渡したことがあったのですが、全然楽しくなかったようです。そういう意味では、こういったパズル然とした計算練習本があるのはありがたいなあ、と。
パズルとしての出来は、賢くなるパズルに劣るものの、計算練習としては、かなり存在価値があるものとなっています。 ということで引き続き、計算ドリル代わりとして、算数脳パズルをコツコツ進めていこうと思います。頃合いをみて、賢くなるパズルに戻ってレベルアップできたらいいなあ、という感じです。
私は今足し算上級が終わって掛け算上級中。
宮本算数教室の算数脳パズル かけ算 上級 (宮本哲也先生の“算数脳パズル"シリーズ)
- 作者: 宮本哲也
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2014/09/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
賢くなるパズルの方が面白い。
追記)後日、「パズルでもしよっか」と言った時に、「こっち(算数脳)は簡単で面白くない。こっち(賢くなるパズル)の方が好き」と言われました。初級は私はやっていないのでわかりませんが、みた感じは、計算は面倒だけどパズルとしては面白くない感じ・・・なのかな。