ちいさな森

ぶよっこりーの頭の中

Z会とチャレンジとブンブンどりむを実際とって比較しました。

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ブンブンどりむ、Z会、チャレンジ

おいおい。どれだけ通信教育とらすんだよ? って声が聞こえてきそうですが、とりあえず、1年生4月号のチャレンジ、Z会、ブンブンどりむを取ってみました。

 

ちなみにチャレンジ1年生は解約済み。今年は、ブンブンどりむとZ会の二本立てで学習をしていこうと決めました。

 

2つやっても、1日あたりの学習時間は20〜30分程度。朝のうちに仕上げることができる分量です。 Z会とチャレンジは総合的な教材ですが、ブンブンどりむは作文に特化した通信教材なので並列に比較することは間違っているかもしれませんが、一応並べておきます。

 

4月時点の難易度。

4月時点の難易度は以下の通りです。

 

ブンブンどりむ > チャレンジ = Z会

 

ブンブンどりむの難易度が圧倒的に高いです。一年生の四月にいきなりこれだけ文章を書くとか大丈夫かなあ、と。ひらがなを書くのも覚束ないような場合、これだけ書けと言われたら、嫌になりそうだなあと。

 

ブンブンどりむは最初の添削課題に絵日記があるのですが、「はい。書いて。」なんて当然通用しません。

 

私「今日なにしたかな?」
娘「公園で遊んだ!」
私「楽しかった?」
娘「うん!!」
私「特になにが楽しかったかな?」
娘「えっとねえ・・・」

 

という風に先になにを書くかの打ち合わせをしました。打ち合わせ無しだと「公園行きました。楽しかったです。」だけになってしまうので。

 

そのあとは、一文字目を下げて書くことや、丸の書き方なども指導。 内容については自発性を重んじるので、打ち合わせ以外はノータッチです。形式だけ手を出しました。

 

チャレンジは、親はほとんど関知していません。 ゲームの設定をしてあげたくらいです。ワークに取り組むとゲーム内の生き物が育つということで、娘は一人でどんどんやってしまいました。

 

Z会は一番王道なスタイルです。 同じひらがなを何度も書くようなドリルがあったりして、一番基礎が身につくものとなっています。 親と話し合ったり、親が音読してやるようなページもあったりして、それなりに親の関わりが要求されるものとなっています。

 

ちなみにZ会はハイレベル受講なのですが、4月時点では全くハイレベルではありません。

 

 

ワーク自体の出来

上記の難易度と重複するかもしれませんが、ワーク自体の出来は個人的には、

 

Z会 = ブンブンどりむ > チャレンジ

 

となります。 Z会が一番、基本が身につく構成となっています。ひらがなを何度も書くといった多少めんどくさい問題も多く含まれているので、子どもの食いつきは多少悪く見えます。

 

ブンブンどりむは作文の通信教材なので、自分で考えなければならない問題がたくさん含まれています。自分の考えを言葉にする、という作業を大事にしたいと思えば、ブンブンどりむが一番おすすめです。Z会もそういった問題が含まれているので、全体的なバランスを考えるならZ会に軍杯が上がります。

 

チャレンジはゲームで釣る、と言いますか、ゲームがメインと言いますか。ワーク自体、問題自体はあまり面白くないのかな、という印象です。ゲーム内でもひらがなをなぞったりできるので、主にはそちらでの定着を図るスタイルなのだと思います。

 

学習習慣を身に付けたいという場合や、子どもが放っておいても自発的に勉強して欲しいと思うのであれば、チャレンジが一番いいと思いますが、ワークだけをみたときには、そんなに魅力を感じません。

 

 

おまけの魅力

おまけというか入会時特典というか、メインの教材以外に送られてくるものの魅力については以下の通りです。

 

チャレンジ > Z会 > ブンブンどりむ

 

チャレンジのおまけ、というか、むしろメインなゲーム機やら時計やら、この辺りに敵うものはありません・・・。ワーク自体の出来はイマイチだ、って言いましたが、あれだけ魅力的なサブ教材があれば、もういいかな、って。 ゲームしながら(遊びながら)勉強になっているのも、かなり楽な感じです。

 

次点はZ会。 スタンプとおはじきとカードゲームが送られてきました。 スタンプで喜ぶのは想定内。おはじきも喜んでいる・・・。おはじきってそんな嬉しいアイテムだっけ? カードゲームは本当、見た目は超コスト削減! という感じの安っぽい代物なのですが、これに大変ハマりました。このカードゲームのおかげで、娘は10の補数を完璧にマスターしました。おかげで繰り上がり計算もわかるようになったようです。

 

Z会はそういうところがすごいと思うんですよね。年長教材の資料請求できた数のゲームもかなり娘の数量理解に役に立ちました。ああ。年長コース取りたかった・・・(飛ばして、一年コースです)。

 

ブンブンどりむのおまけは、大体がワーク。そして絵本です。 結構直前に申し込んだので未消化が多いです。ポッチーからの返事がもらえるというハガキは結構嬉しそうに飛びついていたので、返事が楽しみです。

 

 

子どもを惹きつける力

子どもを惹きつける力は以下の通りです。

 

チャレンジ > Z会 = ブンブンどりむ

 

Z会とブンブンどりむは「今日はいつやろっか?」とかそういう誘導が必要です。そして、それが何気に私のストレスです。自分から取り組む、なんて幻想だった・・・。

 

チャレンジは、早くゲームがしたいがために、すぐに取り掛かります。 むしろ一日の勉強のペース配分なんか守りません。3日くらいで終わらせていたような・・・。 「やろうか」なんて言わなくてもやってくれるので、そういう意味ではチャレンジが一番楽チンです。 そう書いていていると、チャレンジの方が良かったかな〜という気がしてきました・・・。

 

Z会とブンブンどりむは、ある程度誘導が必要です。 そして、頑張っていることを褒め称え、本人のモチベーションを上げる必要があります。チャレンジを取っていれば、そういうのはコラショ(そっか。子どもを持ち上げるからコラショっていう名前なんだ・・・と今思いました)がやってくれますが、Z会とかブンブンどりむだと親がコラショ役をする必要があります。そうか・・・。私がコラショか・・・。(『ヨイショ』だともっと良かった)

 

 

親の負担

Z会 > ブンブンどりむ > チャレンジ

 

断然チャレンジが楽です。「今日の勉強はいつしようか?」なんて声がけをする必要もなく、一人であっという間に終わらせます。問題文もコラショが読み上げてくれますし、解けた後、褒めるところまでやってくれます。本当に親いらず。

 

Z会は、理社の体験があるので、これが一番の負担になります。4月号は理科相当分野として「春を探そう」、社会相当分野として「一人でできるかな」でした。娘は春を探そうをチョイス。タンポポを摘み、スミレを探し、ペンペン草を踏みしだいて、楽しそうでした・・・。

 

ブンブンどりむも、いきなり作文なので、フォローが必要です。

 

「親は何もやってやれない! でも通信教材は全部終わらせてほしい」という場合には、悪いことは言いません。チャレンジがベストです。

 

 

以上がブンブンどりむとチャレンジとZ会の1年生4月号の感想です。

 

リトルクラブ(四谷大塚)やピグマクラブ(サピックス)も取ってみたいところですが、入会金が必要なので、おいそれと気軽に取ることはできません・・・。「絶対継続するぞ!」という強い気持ちがなければトライできないところです。

 

ただ、資料請求した感じでは、リトルクラブに興味があるのであれば「はなまるリトル+Z会」で良さそうですし、ピグマに興味があれば「きらめき算数脳+Z会」でいけそうな気はします。 我が家は将来的にも塾を利用しないと決めているので、最終的には進研ゼミ(ベネッセ)かZ会しか使えないところで言うと、リトルクラブやピグマだとそのうち悩まないといけないのがネックです。

 

 

まとめます。

勉強について何も言いたくない。勝手にやってほしい → チャレンジ

適度に関わって、地道に着々とやっていきたい → Z会

文章力、考える力をつけたい → ブンブンどりむ

 

 

チャレンジはすぐ終わってしまいますし、ブンブンどりむも量は多い方ではないので、この二つの場合は、日々の勉強習慣をつけるという意味では別途教材を用意してやる必要があるのかな、と思います。

 

その場合に別途用意した問題集を紹介しておきます。

 

ハイレベ

ハイレベ100小学1年読解力

ハイレベ100小学1年読解力

 

 

算数ラボ

算数ラボ 考える力のトレーニング10級

算数ラボ 考える力のトレーニング10級

 

 

きらめき算数脳

きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう (サピックスブックス)

きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう (サピックスブックス)

 

 

 

はなまるリトル 1ねんせい さんすう

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結局Z会をやっているので、どれも手を出していません。まだまだ勉強習慣をつけることが目標なので、やらせすぎないようにしています。きらめき算数脳だけ春休みに少しかじった程度です。我が家では、長期休暇教材になりそうです。

 

 

どの問題集もよく練られた素晴らしいものばかりですが、ただ、最初からこれらの問題集にしているとペース配分がわからなかっただろうなと推測します。 一日1ページずつやっていれば、絶対どこかで躓きます。 その時に「どうしてわからないんだろう」って思ったような気がするのです。

 

Z会などの通信教材をやっていれば、無理のないペース配分がわかりますし、何をどの程度のスピードで理解すればいいのかがわかります。やらせすぎないで済む、というのが実のところ通信教材の一番のメリットだと思うわけです。 上に兄弟がいるか何かで、ペース配分や子どもの理解度をきちんと把握している人であれば、市販の問題集だけでも上手に回していけるのではないでしょうか。