ちいさな森

ぶよっこりーの頭の中

佐藤ママの本をついに手にとってしまいました。

名前を聞いたことはありました。
子ども4人を東大理3に行かせた佐藤ママ。
けれど、今まで本を読もうと思ったことはなかったんですね。 少し知っていたことといえば、子どもを公文に1歳の時から行かせている、といったようなエピソード。 この時点で、「あー、うち関係ないわ〜」と思っていました。 ごくごく一部のすごく教育熱心な親が読むものだと思い、スルーしていました。

 

この間、ふらっと立ち寄った書店で、ふと見ると平積み・・・。 手にとってしまいました・・・。気がつくと購入していました・・・。 何やってんだ? 私。

 

佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理III合格!  学びの黄金ルール42

佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理III合格! 学びの黄金ルール42

 

 

 

帰って早速読みましての感想。

超すごいわ。この人。 いやあ。すごいすごい。もうそれ以外の感想は出てきません。

 

信念がある。

佐藤ママのすごいところは信念がある、ということです。 「子どもにとって何がいいことなのか」についてブレがない。 子どもが生まれたら、専業主婦になるという潔さもそうですし、「子どもにこんなに勉強させて大丈夫かな」といった迷いも見られません。

 

自分が決めたことを貫き通す強さがあるんですね。 すごいなあ、と思います。私なんか、「私もママ○歳だから、わからないことだらけ」とかいって、割とブレブレです。お勉強も「先取りさせよっかなあ。でも遊びも大事だしなあ」と万事が万事この調子。 「子どもなんて思い通りにならないわよ。勉強してくれたら御の字」とか思っていましたが、佐藤ママの本を読んで、少し考え直しました。

 

そんな感じで、すぐに影響を受けるのが私です・・・。

 

 

もしかしたら、みんなやっているのかも?

この本を読んで次に思ったことは、「みんな言わないだけで、実はこんな風に育てられている人がいっぱいいるのかも?」ということです。

 

私はあまり勉強に力を入れていない家庭で育ってきました。 親戚中で国立大に行ったのは私だけです。 模試で京大D判定を取った時なんか「これ、みんなどうやって勉強しているんだろう?」って思っていました。「地頭が違うのかな」とも思いました。 けれど、もしかしたら、それまでの基盤が全く違うのかもしれない、と今回初めて考えました。

 

親の勉強への考え、サポートなどが全く違えば、子どもの学力は大きく左右されるのではないでしょうか。そして、それは今までであれば、高学歴な家庭だけに秘められた秘伝のレシピみたいなものだったのでしょう。この情報化社会においては、秘伝のレシピは気をぬくと容易にあらゆるところに漏れ出ていきます。佐藤ママは、自身の秘伝レシピを正面から公開してくれました。 「こんなのできないわ(今のままでいい)」というのは、今までの自分の頭を作ってきた自身の家伝のレシピを信用するということ。もしかしたら、ここから新しい流れを作っていけるのかもしれない。そう思うと、うまく活用しなければいけない、と強く思いました。

 

 

私には真似できない。

活用しなければ・・・と言いましたが、容易に真似ができないところもたくさんあります。 まず、子どものために専業主婦になる、というのが無理です。 私が働かなければ家計は回りません。 そして、働いていると、子どものことをいつもいつも最優先するというわけにはいかない状況が多々うまれてきます。正直、疲れている時に子どもの相手をずっとするのは無理です。

 

あと、子どもが生まれてすぐ勉強のことを考えた、というのが、そもそも佐藤ママの凡人ならざるところではないでしょうか。私が娘の勉強についてしっかり考えないといけないと思い始めたのは、年中の冬。つまり5歳半もすぎた頃です。それまでは、正直「健康でいてほしい」くらいしか思っていませんでした。ジグソーパズルだったり、図鑑だったりは導入していましたが、”あわよくば”くらいの気持ちで、まるっきり子ども任せ。

 

もう、発想が全く違います。 佐藤ママには、「こうする」という信念を持つだけの、育ちというかバックグラウンド的なものがあるとも感じます。

 

 

私の周りの人は否定的。

本を読んだ後、実家の母や夫、友人などにも「佐藤ママ、本当にすごい」と様々エピソードを紹介してみましたが、大体の人は否定的でした。私の伝え方がまずいのかもしれません。 やはり「夫が弁護士で専業主婦になる余力があった」というところが一番癪に触るのかな、という感じです。「普通の人には真似できないじゃん」って思うんでしょうね。

 

あとは、子どもがもう大きくなった今となって、そんな成功例を教えられても、如何しようも無いと思えば、「そんな人嫌やわ」という評価になるのかもしれません。自分を否定された気になるのかもしれません。私は親に対して「もっと勉強に力を入れててくれれば」と思わなくもありませんが、とりあえずは、普通に道徳心・公共心も持ち合わせていて、普通に生活できているので、恨みに思うことはありません。

 

娘はまだ5歳なので、まだまだ何かやりようがある、と思えばこそ、佐藤ママのメソッドに素直に感嘆できるわけです。多分、もう手遅れって思えば、「そこまでやらんでもいいのに。気持ち悪い」って思ったかもしれません。佐藤ママメソッドでいくと、5歳でも十分遅いような感じですが、0歳の時に知っていてもきっと「とりあえず生きててくれたらいい」って思いそうなので、どちらにしても全部を真似ることはできないので、特に問題ないです。

 

 

ということでみんな是非読んでみよう。 佐藤ママの本。

 

すごすぎなので、私はもういいとこ取りで頑張っていこうと思います。 とりあえず、まず一番最初に導入したいのが(一番励まされたことは)、これです。 ママ友・・・。

 

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ママ友は必要? 悩むくらいなら・・・

 

なんとなく寂しいから、みたいな気持ちで付き合っている人はいるのですが、結構ストレスになっているので、これを機に断捨離したいと思います。。。こっそりフェードアウトということで・・・。

 

 

佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理III合格!  学びの黄金ルール42

佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理III合格! 学びの黄金ルール42

 

 みんな一度は読んでみたら良いと思います。