ちいさな森

ぶよっこりーの頭の中

解けない問題がある時の対処方法。

今までにいろんなドリルをやってきました。
とは言っても、そんなにたくさんではありませんが。

 

学研ちえドリル
算数と国語を同時に伸ばすパズル(入門・初級(途中))
ポピー(年中の時に年長のもの)

などなど・・・。

 

少し背伸びをしたところもあるので、取り組むうちにやっぱり出てきます。 解けない問題。 娘は空間認識はまあまあ強いので、「なんでこれが問題になるのかわからない」という感じでスラスラ解けますが、覚えて解く系の問題が少し苦手だったりします。

 

また、算数と国語を同時に伸ばすパズルは、幼稚園児には少し難しいのかな、と思ったりもします。 そういう解けない問題に出くわした時に、どういう対応をしているのか、について紹介していきます。

 

1・教える

そもそも知らないと解けない類の問題があります。 夏にはどんな花が咲くのか、とかそういう問題もそうですし、「以上」という言葉や「倍になる」の意味など、いろいろな知らないことが出てきます。 そういう時は、解説してやります。

 

理想としては生活の中で仕入れた知識や思考能力をペーパーの上で展開することですが、ペーパーをやることで得られる知識があってもいいと思うからです。ペーパーで得られる知識の方が多いとなるとさすがに偏りは否めませんが、相当ペーパーを先行しないとそんな事態にも陥らないので、今のところ、わからない語句や知識についてはその場でフォローします。

 

2・おいておく

わからないということは発達が追いついていない、ということです。 別に焦る必要はありません。今日解けないものが明日には解けたり、一週間後には解けたりすることなんてザラにあるからです。現時点で解けないということは全く問題になりません。

 

その時、「これはちょっと早すぎるから、これ以上負担になると困る」というものは、私の本棚にしまってしまいます。 「もうちょっとしたら解けるかな、解けて欲しい」というような問題の場合は、割と目につく場所に放置します。 暇があれば考えてほしいな、と思うようなものの場合はコピーをとって、学習机の正面においてあるホワイトボードに貼り付けています。

 

今も、とりあえず解けてない問題が一問ホワイトボードの上に飾られています。もう一ヶ月くらい貼られていますが・・・、特に誰も気にしていません。気が向いた時にやってくれたらいいかな、という感じです。深刻にならないのが大事。

 

3・自分もわからないふりをする

誰かがわかっていると答えを聞きたくなるのが世の常、人の常です。 だから、娘がわからない問題(思考系)は私もわからないふりをします。というか、間違い探しとかは本気で私もわからないことがあります・・・。 夫は「お父さん、わかったぞ」とか言って、家族全員の顰蹙を買っていますが・・・。

 

4・しっかりと考えたことに対して褒める

解けなくても、しっかりと問題と向き合ったこと、頭を使っていることを褒めるようにします。 問題が解けた時も、解けたことよりも、しっかりと考えたことを評価するように気をつけています。そうじゃないと、「問題を解く」ことがいちばんの目的になってしまうからです。

 

「解けなくても大丈夫。考えたことは身になっているから」と伝えるようにしています。 おかげで、どう考えているのかをしっかり説明してくれるので、時々ちょっとうるさいです・・・。 でも自分の思考の道筋をしっかりと説明できるようになっているのは、とても素晴らしいなあ、と・・・。

 

まとめ

解けなくても全く問題ない!
だって、子どもが解けない問題で今自分が解けない問題はありますか?
ないでしょう?(私は間違い探しとか解けなかったりしますが・・・)

 

つまり絶対いつかは解けるようになる、ということです。 むしろ、解けない問題を深刻に考えすぎて、子どもが嫌になってしまうことの方が先々のことを考えると弊害が大きいと思います。 ペーパーで解けない問題があったら、その分野の生活体験を増やすなど、ペーパーから離れた学習を深めることも考えていきたいところです。

(と考えています・・・)