一冊で何度も美味しい。たくさんのお話が入っているこどもむけの本の紹介。(4歳以上オススメ)
私はこどもと絵本を読む時間が大好きです。
何かを作ったりする必要もないし、走ったり、イライラしたりすることもありません・・・。
そうはいっても、家でいつも十分な絵本の数を確保するのも難しいですよね。 図書館に毎週毎週行くのも大変ですし、1冊千円以上する絵本を何冊も揃えておくのもなかなか厳しい・・・。
ということで、我が家の1冊で十分美味しい本を紹介していきます。
日本昔話
おなじみの日本昔話です。 アニメを見ていた人も多いのではないでしょうか。意外なことに、「おいてけぼり」とか「耳なし芳一」を何度も聞きたがります。怖いもの見たさでしょうか。
「桃太郎」や「浦島太郎」など、日本人なら当然知っているような昔話もきちんと収録されています。でも、そのあたりは、読み飽きているのであんまり読みたくなかったりします・・・。
親世代としては、昔読んだものばかりだと思うのですが、時々読んだことないものがあります。そういうのは、本当に面白いです。長くても一話4ページなので、そんなに負担がない・・・と思いきや文字はぎっしりなので、3つほど読めば喉が痛くなっています。
世界の民話
日本の昔話があれば、当然、世界のお話もあります。 世界の民話は世界のあちらこちらのお話を集めたものです。話の流れが日本のものとは全然違うので、最初はかなり違和感を感じます。 「幼い日に聴くお話がこれだけ違えば、そりゃあ価値観の違う人間に育つよね」と感じました。
ほとんど聞いたことない話ばかりなので、大人も夢中になって読むことができます。私は気楽でクスッと笑える話が好きですが、娘は巨人の話がお気に入り。
絵が素敵ですが、数が少ないことが残念なところです。
伝記
実際に存在した過去の偉大な人たちの話はとても面白いものです。 私も子どもの頃、伝記がとても好きでした。今こどもと一緒に手に取ってみても、とても面白いなあ、と思います。 昔ベートーヴェンの話が好きだったのですが、今読んでもとても心に響きます。
娘はシュバイツァーや野口英世の話に惹かれているようです。「医者になる?」って聞いたら「いや!」と即答。 いいんですよ・・・。医学部に行かせるようなお金も覚悟もありませんから・・・。
アムンゼン(探検家)の話や、フォードなんかも私は知らなかったのでとても楽しめました。今、寝る前のお楽しみになっています。
かがくの本
365日聞かせる系の本の中の一冊です。 日付が入っていて、毎日聞かせるようになっています。 いろんなジャンルの話が入っているので、興味の幅が大きく広がります。5歳になってから購入したので、少し遅かったかな?とも思いましたが、自分でも読むことができるので、自分でめくって好きなページの先取りをしています。
浅く広くいろいろなことを学べる上に、それほど詳しくないので(子ども向け)、その分自分の中で「これはどうして何だろう?」という疑問を持つことができているようです。
以上の4冊があれば、とりあえず読み聞かせのネタに困るということはないと思います。どの本を読むのかは、子どもの気分次第です。 ただ、ここまでくると、結構読むボリュームが大きいので、あまり読みすぎると翌日声が枯れてきます・・・。
でも、本を一緒に読む時間は何にも代えがたいので、ずっと一緒に読んでいきたいと思っています(ただし、量は少なめでお願いしたい・・・)。