ちいさな森

ぶよっこりーの頭の中

3歳には時計を読めるようになったのは、こういうことをしていたからかな。

 娘は3歳には時計を読むことができました。
それが早いのかそうでもないのかはよくわかりませんが、人からは、「もう時計が読めるの!? 賢い!」と言われたりすることも多かったので、どうやって3歳で時計が読めるようになったのかについての知見を共有したいと思います。

 

どうやって3歳児が時計を理解するに至ったのか。

・スケジュールをきちんと伝えるようにする。

0歳の時から、むしろ生まれた時から、割と先々のスケジュールを伝えるようにしていました。って書くと、とてもシュールな感じですね・・・。絶対わからないだろっていう・・・。 「今日は、〇〇行くよ」「〇〇時にはこっち行くよ」みたいな感じでですね。割とずっとスケジュールについては伝えるようにしていました。ちなみに当日だけではなく、一週間単位でお知らせしていたので、曜日についてもきちんと理解しています。

 

・お菓子の時間は一日二回。

家にいるときは、一日二回お菓子の時間をもうけていました。 10時と3時です。絶対、その時間からずらさない運用で。おかげで10時と3時は真っ先にマスターしていました。時々絵の中に時計が出てきますが、当然3時の絵しか存在しません。

 

・アナログとデジタル時計を両方おく。

目立つところにアナログ時計とデジタル時計を置いています。 実は少しだけズレているのですが、3歳ではすでに、「こっちの時計(アナログ)はこっち(デジタル)より3分早いねえ」とか言っていたので、しっかり覚えているなあ、と感心しました。(「直せよ」って話ですけど)

 

・待たせるときも何分で終わるかを伝える。

仕事を家でしているときなどに「遊んで」と言ってくると、「あと10分だけ待って」と言って待たせたりしていました。「ちょっとだけ」とか伝えると、待てなくなってしまうので、「10分」「5分」という区切りで待たせることによって時間を確保していました。 とは言っても、「遊ぶ」のは待ってくれても、「話しかける」のは全然待ってくれないんですけどね・・・。

 

・テレビの視聴時間を時計で管理する。

あまりテレビはつけないのですが、こどもはテレビが好きですね。 だから、30分って決めて見せていました。3時半からだと4時まで、という風に。決して例外はありません。

 

・時間は絶対に守る。

約束した時間はきっちり守るようにしました。もし守れないような状況が存在した時には、きちんとその理由を説明するようにしました。就寝時間も起床時間もきちんと決めて、毎日同じ時間を時計で確認していました(自分で確認していました)。

 

 

これらのことは、「時計を読めるようにしよう!」と意識して取り組んでいたことではありません。「時計が読めるの? なんで?」って訊かれた時に、「なんでかな」と心当たりを探してみたら、これだけのことが出揃ったというだけです。

 

ちなみに時計を理解できるようになったことによって、できるようになったことは以下の通りです。

・時間を見て、行動することができるようになった。

・「何時までに〇〇する」と言えば、逆算で残りどれくらいかがわかるようになった。

・5の倍数「5、10、15・・・60」が理解できるようになった。

・6の倍は12ということが理解できるようになった。

 

なんかこう書き出すとめっちゃくちゃ頭が良さそうに見えますが、時計だけです。 5の倍数がわかるなら、繰り上がり足し算くらいわかるんじゃないかと思いましたが、5の塊がわかるのに、10の塊が理解できないし(今はわかっている・・・と思う・・・)、こどもってこんな感じなんかなあ、と思いました。

 

生活の中で計算をしなきゃいけない時は、時計を見て、時計を拠り所にして計算したりしています(6枚のクッキーを三人にどうやって分ければいいのかな? みたいな時)。指を使えばいいのに、と思ったので、一応今は指を使うように言っています(が、やっぱり時計見ることの方が多いかも)。

 

そんな感じで時計は難なくクリアしました。 こどもに時計を教えたいと思っている人はぜひ生活の中に取り入れてみてください。 ちなみに5分間隔までは、家の中の取り組みだけでクリアしたのですが、それ以上に細かい数字になると少しわからなかったようで、くもんの時計のおもちゃを買ってやりました。

 

くもんのNEWくるくるレッスン

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これをくるくる回して、しばらくは”今正確には何分か”を確認していましたが、最近は、「あと8分待って」と言っても理解してくれるようになりました。 待たす時に端数を伝えるのは、決して嫌がらせではありません・・・。