ちいさな森

ぶよっこりーの頭の中

先取りより深掘りしたい。

相変わらず悩み続けています。
先取りするかどうか問題・・・。

 

先取りより深掘り

基本的にはタイトルにあるように、「先取りより深掘りが大事だろうな」と考えています。うすーくあさーーくどんどん勉強を進めても、そんなに身にはならないでしょう。

 

幼稚園児のうちに小学校の勉強をすることに否定的な気持ちになるのはそのためです。 今、先々の勉強をしてもきっと忘れるだろうな、と。 もし、今先々の勉強をしてもプラスがないにしてもマイナスもないのであれば、先取りをどんどんしてもいいかもしれません。

 

けれど、プラスが残らなくてもマイナスが残るような気がします。 例えば、九九を今覚えたとしたら、数量関係の認識に必要な数え上げの練習(遊びの中、生活の中)をすることがなくなるでしょう。

 

また、その先取りの勉強に費やした時間は生活の中から純粋にマイナスとなるので、その時間で学ぶべき年相応の学びが欠けてしまうかもしれません。

 

程度問題かもしれませんが。

 

 

今深掘りするとしたら何をしたいか。

もし、先取りをせず、深掘りを今していくとすれば、取り組みたいことは以下の通りです。

 

・絵本をしっかり読んでやる

絵本を読むことで文章からのイメージをしっかり喚起できるような状態に持って行ってやりたいと考えています。「文字は読めるけれど情景がわからない」という状態にしたくないですから。

 

・ブロック遊びにしっかり取り組む

最近はあまりブロック遊びをしていないので、何かうまいこと乗せてブロック遊びに誘導したいところです。算数は図形に強い方が伸びると思います。特に図形は小さいうちに感覚をつかませてやりたい分野です(代数は、大人になってからも伸ばせますが)。

 

・小学校受験のワークに取り組む

小学校受験のワークには小学校で学ぶことの基礎がたくさん詰め込まれています。入学前にしておくことで、基礎力を盤石にできそうです。受験をしなくても、適度に取り入れていきたいと思っています。

 

今までは適当に遊ばせるだけでよかったのですが、今後は、「これからどういうことを学んでいくのか」を頭に入れた上で、遊びの展開をしていきたいなと考えています。

 

 

深掘りするにも道具が必要。

プランとしては、今から深掘りを進めていきたいという気持ちがあるのですが、もう一つ考えているのは、「少しだけ先取りしてから深掘りする」ということです。 というのは、深掘りするにも道具が必要だからです。

 

例えば、今「算数と国語を同時に伸ばすパズル」という本を親子で取り組んでいますが、そもそも日本語を読めなければ、この本に取り掛かることはできません。今は日本語が読めるので、パズルを楽しめていますが、日本語が読めなかった頃にこのパズルをやろうと思っても、できなかったでしょう。

 

思考力を問われるような算数の問題がある場合に、そもそも足し算を知らなければ太刀打ちできないかもしれません。 そういう意味では、深掘りをしたいと思っても、ある程度の先取りをこなしておかないと掘りたいところが掘れないでしょう。

 

という風に考えるのであれば、とりあえず、足し算引き算あたりは先取りしてしまってから、その分野を深掘りしていくというのも一つの手かもしれません。

 

 

まと・・・まらない。

そんな感じで考えは一向にまとまりません。 思考力のある人間になってほしい。後からどんどん伸びていく人間になってほしい。 そう思うと、深掘りなのですが、公園で泥だらけで遊んでいるクソガキ(ここには愛があります)ですら塾に通っているという時代。

 

小学校上がったら、ほとんどの子どもが足し算ができるという状況の中で、「〇〇ちゃん、こんなのもできないの?」なんて言われた日には、娘がやる気を失うのではないか、と心配してしまうのが親心でして。

 

きっと、先取りしている親御さんたちも、本気で「先取りで超賢い子にしたい」と思っている人は少数派でほとんどは「みんなやってるんでしょ。うちもやっとかないとやばいんじゃないかしら」くらいの気持ちなんじゃないかなーと思っています。 周りの顔色を伺い、みんなが飛び込んでいるんだからと言われたら、飛び込んじゃうような典型的な日本人の私としては、やはりここは一緒に飛び込んでおくべきなんじゃないかな、というあたりで答えが出ないまま、締めさせていただこうと思います。